夫への怒りと同時に、不倫相手と別れさせたいと思う方は多いのではないでしょうか。この記事では、夫の不倫が発覚したらするべきことと、夫と不倫相手を別れさせる5つの方法をご紹介いたします。夫と不倫相手を別れさせ、円満な夫婦関係を取り戻しましょう。

 

夫の不倫が発覚したらするべき3つのこと

 

夫の不倫を知ってしまうと、怒りや悲しみで気持ちが混乱してしまいます。夫を問い詰めてしまいがちですが、まずは落ち着いて、これから紹介する3つのことを実践しましょう。

 

1.自分の気持ちを整理する

 

夫の不倫が発覚すれば、だれでも混乱して気持ちの整理ができなくなってしまいます。混乱したままだと正常な判断ができなくなり、後々不利な状況に陥ってしまう可能性もあります。まずは落ち着いて、ゆっくり自分の気持ちを整理するところから始めましょう。

 

そして、夫と離婚するのか、不倫相手と別れさせて夫婦関係を再構築するのか、今後について冷静に考えましょう。また、自分だけで抱え込んでしまうと、ストレスで体調を崩してしまう可能性があるため、可能であれば周りに相談しながら気持ちの整理をしていくことをおすすめします。

 

2.夫への感情を抑える

 

不倫の証拠がないまま夫を問い詰めるのは逆効果です。逆上されて関係が悪化してしまうことも考えられるため、夫婦関係の再構築を望んでいる場合は特に注意しましょう。夫と話し合うのは、不倫の確たる証拠が集まってからです。また、不倫に気付いたことが夫に知られてしまうと証拠が集めにくくなってしまうため、なるべく普段通りに過ごしましょう。

 

また、不倫相手と別れさせたいからといって、夫のスマホから不倫相手に連絡を取ったり、不倫相手の自宅に訪問したりすることもNGです。証拠がしっかりと集まるまでは、つらいですが我慢が必要です。

 

3.不倫の証拠を集める

 

法的に不倫と認められる証拠は、夫と不倫相手がラブホテルや自宅に出入りしている写真または動画です。それに加えて、下記のような証拠集めをして不倫を裏付けておくとよいでしょう。

 

・夫の帰宅時間や休日の過ごし方を記録しておく

 

・クレジットカードの利用明細や領収書をチェックする
・カーナビの履歴や車の走行距離をチェックする
・LINEのトーク履歴を画像化して保存しておく

 

しかし、不倫が発覚した直後から1人で証拠集めをすることは、精神的に大きな負担になってしまいます。そのため、信頼できる友人に手伝ってもらったり、探偵事務所に依頼をすることも考えましょう。

 

不倫相手と夫を別れさせる5つの方法

 

それでは、不倫相手と夫を別れさせるためにできることを5つご紹介いたします。自分に合った方法で2人を別れさせ、夫婦関係の再構築を目指しましょう。

 

1.夫と話し合う

 

不倫相手と別れさせるための一番スタンダードな方法は、不倫の証拠を提示しながら夫と話し合うことです。自分の素直な気持ちを伝えて、不倫相手と別れてほしいと伝えてみましょう。この時に注意しなければいけないのが、“感情的にならないこと”です。不倫をした夫に否がありますが、攻撃的にならずに冷静に対応しましょう。話し合いで夫が改心すれば、不倫相手と別れさせることができます。

 

また、夫が不倫をするきっかけは、「子供ができてから、相手にしてもらえず寂しかった」「帰っても居場所がなかった」という理由が多いと言われています。話し合いの中で不倫のきっかけを知ることができれば、再構築後の関係も上手くいくことでしょう。

 

2.不倫相手と話し合う

 

不倫相手の連絡先がわかっていれば、直接話し合って別れさせることも可能です。その場合は話し合いの前に、不倫相手に話すことや要求などをあらかじめ決めておきましょう。また、不倫相手の了承を得て会話を録音しておけば、後々のトラブルを防ぐことができます。

夫と話し合う時と同様、感情的にならず、不倫の証拠を提示しながら冷静に話し合うことが大切です。別れさせたい思いが先行して、不倫相手を侮辱したり脅迫したりすることがないように気を付けましょう。

 

3.夫の両親に仲裁してもらう

 

身内からの説得は、不倫相手と別れさせるには効果的な手段です。不倫相手と別れさせることができるだけでなく、身内に不倫が知られたことによって、夫が再度不倫をする確率はかなり低くなります。

 

ただしこの方法で2人を別れさせようとする場合、不倫をしているという確実な証拠を揃える必要があります。曖昧な証拠を見せても、夫が「不倫なんてしていない」と嘘をつけば、両親は夫を信じてしまう可能性があるからです。そのため、誰が見ても不倫をしているとわかるような証拠を用意しておかなければなりません。

 

4.不倫相手に内容証明を送る

 

不倫相手に内容証明を送るのは、別れさせる手段としては非常に効果的です。法的な強制力はありませんが、内容証明が送られてきたことで不倫相手は動揺するため、高確率で別れさせることができます。

 

内容証明は自分で作成することもできますが、不安な方は行政書士に依頼をすれば、1~2万円程で作成してもらうこともできます。自分で作成をすると費用はかかりませんが、不備があると仮に裁判になった場合などに不利になってしまうため、プロに任せることをおすすめします。

 

5.別れさせ屋を使う

 

あまり波風を立てずに夫と不倫相手を自然に別れさせたいという方は、別れさせ屋を利用するのも一つの手段です。別れさせ屋は費用がかかりますが、不倫の証拠集めも依頼できるため、精神的な負担はかなり減らすことができます。

 

“別れさせ屋”と聞くと、なんとなく不安なイメージを持つ方も多いかと思います。しかし通常の別れさせ屋は法律に基づいた調査や別れさせ工作を行っているため、安心して利用できます。なお、前述のとおり別れさせ屋依頼には費用がかかってしまうため、最低でも3社以上と面談し、慎重に検討することをおすすめしております。

 

まとめ

夫が不倫していることがわかったら、まずは不倫相手と別れさせたいと思う方も多いでしょう。別れさせる方法は様々で、それぞれかかる負担や準備なども違うため、自分に合った方法で別れさせましょう。

 

1人で不倫の証拠集めから別れさせるまでを行うことが難しいという方は、別れさせ屋の利用を検討してみましょう。費用はかかりますが、証拠集めや話し合いの必要がなく、夫と不倫相手を自然な形で別れさせることができるため、精神的な負担をかなり軽減することができます。