別れには前兆となる言葉や行動があります。どんなにバレないように取り繕っても、無意識に言葉や態度に出てしまうのです。
LINEの返事がなくなったり、仕事を理由に会えなくなったり……。そんなことが増えていませんか?また「忙しい」とか「今は結婚をしたくない」などの言葉を恋人の口から聞くことはありませんか?
今回は別れの前兆となる言葉や行動、回避方法をお伝えします。

別れの前兆となる言葉や行動とは?

 

「別れよう」の言葉を告げられた側は、別れが「突然やってきた」と思いがち。しかし実際は、別れを決意する前に、多くの前兆となる言葉や行動があるのです。

別れの前兆となる言葉①忙しい

「忙しい」とか「時間がない」という言葉を耳にすることはありませんか?実際、仕事の繁忙期や残業で、ついその言葉を発してしまう人もいるでしょう。
しかし、本当に好きな相手であれば、できる限り連絡は取るし、会いたいと思うもの。なぜなら、疲れているほど好きな人に会って癒やしてほしいからです。仕事のグチを聞いてもらったり、ねぎらいの言葉をかけてもらいたいですよね。忙しい人ほど、自分を癒しくれるパートナーは大切な存在となるでしょう。
だからこそ「忙しい」や「時間がない」の言葉があったとしても、仕事が終わった後にLINEや電話があったり、次の約束を提案してくれたりとフォローがあれば別れの可能性は少ないでしょう。

別れの前兆となる言葉②連絡するヒマがない

忙しさのあまり「連絡をするヒマがない」という言葉を発する人も少なくないでしょう。
もともと連絡をとらないタイプや、仕事で返事ができないこともあります。また、付き合いが長くなるほど、連絡や会う頻度が減るカップルも少なくありません。
しかし一般的には、相手を悲しませたり、寂しい気持ちを抱かせたくないので連絡は返します。LINEや電話をしても、折り返しや返事がなければ、恋人は別れを考えている可能性は高いでしょう。
特に、大切な記念日や誕生日でも「忙しくて連絡できない」とか「連絡するのを忘れてた」という言葉を発したなら要注意です。

別れの前兆となる言葉③結婚願望はない

大好きな相手なので、結婚を考える人は多いですよね。結婚はゴールではありませんが、付き合いが長くなるほど意識してしまうもの。
しかし、「今は仕事に集中したいから結婚は考えられない」とか「結婚願望はないタイプ」のような言葉を発せられたことはありませんか?
結婚はもとより、恋人関係も解消したいと思っているかもしれません。あなたに結婚願望があるにもかかわらず、このような言葉を伝えるなら、別れを考えている可能性は高いでしょう。
また恋人関係であれば、「結婚」という言葉はなくても、なんとなく将来の話はあるもの。
「数年後は一緒に住もう」とか「転勤先についてきてほしい」とか、今後のライフプランや仕事の展望、目標など、ずっと一緒にいたい相手なら自然と話したくなりますよね。
恋人が結婚や将来の話を避けるようであれば、「一時的な関係」「付き合うのはいいけど、結婚までは考えられない」と遠まわしに伝えたいのでしょう。

別れの前兆となる言葉④もっと良い人がいるんじゃない?

恋人に以下のような言葉を言われたことはありませんか?

・付き合ってる意味ある?
・俺といるときは楽しくなさそうだよね
・あなたには私よりもっと良い人がいると思うよ

一見、あなたを思いやった言葉のように感じますが、別れの原因をあなたに押し付けようする場合も少なくないでしょう。またもめずに別れたい時の常套句のひとつです。実際はほかに好きな人がいたり、付き合ってみたらイメージと違ったりと本当の理由が隠されていることも多いです。

別れの前兆となる言葉⑤お金がない

デートにお金を使わなくなった、頻繁に「お金がない」という言葉を発するなら、別れの前兆かもしれません。
どうせ別れるのに、お金を使うのはコスパが悪い、ムダだと思うからです。
ただし、お金がないなりにも楽しいデートプランを考えてくれたり、ここぞという記念日にプレゼントを用意してくれたりするなら、前向きな節約なので安心してください。
別れの予兆なのか見極めるためには、発せられる言葉に一喜一憂するのはおすすめしません。デート中の様子も観察するのが大切です。

別れの前兆となる言葉⑥どっちでもいいよ

会話中、相手に「どう思う?」とたずねると「どっちでもいいよ」とか「好きなように決めていいよ」という言葉を返されたことはありませんか?
あなたの意見を尊重したい場合もあれば、全ての選択をゆだねる無責任な場合も。ランチは何を食べるか、デートはどこに行くか、はたまた結婚するか否か。小さなことも大きなことも、何かしらの意思を表明するには責任が発生します。無意識に責任を押し付けたい気持ちが強くなると「どっちでもいいよ」の言葉になって表れるのです。
実際は「どっちでもいい=どうでもいい」のことが多く、あなたへの興味や関心が薄れていることを意味します。
特に会話中、うわの空な様子で「どっちでもいいよ」なら要注意です。その場合、自分のことや他のことで頭がいっぱいな状態で、あなたへの関心はなくなってきています。優先順位が下がったあなたとは、別れを視野に入れていることもあるでしょう。

別れの前兆となる言葉⑦体型や人間性を否定する

あなたが嫌がるような言葉や行動をしてくるなら、別れを考えている可能性は高いです。
特に、あなた自身がコンプレックスに感じている身体のこと、人間性を否定するような言葉を浴びせたら要注意です。
そもそも、付き合う付き合わないの前に、人としての尊厳にかかわること。それらをネチネチと言及する相手とは一緒にいるべきではありません。
また自分から別れを告げられないタイプは、あえて嫌がる言葉や行動をひんぱんに行うことで、振られるように仕向けることも。


 

別れを回避するためには?

 

ここまで別れの前兆となる言葉や行動を紹介しました。恋人の言葉や行動が当てはまった人もいるのではないでしょうか?
それでも「どうしても別れたくない」なら、恋人の気持ちを取り戻すために、別れを回避する方法を参考にしてください。

別れを回避する方法①初心に戻る

付き合いが長くなると、どうしてもマンネリしがち。別れを考えることもお互いに多くなるでしょう。
だからこそ初心に戻ることが大切なのです。

・あなたのどんな所に惹かれて付き合うことになったのか
・いつも仕事のグチや、他人への不平不満の言葉を伝えていないか

付き合いたての頃と現在とのギャップはありませんか?相手が楽しい、癒される環境を作っていますか?
順調な付き合いが続き、お互いの素を見せあえるのは良いことです。しかし、親しい仲だからこそ礼儀や配慮は欠かせません。

別れを回避する方法②距離を置いてみる

少しだけ距離を置いてみるのも良いでしょう。
あなたの重すぎる愛情と、相手の気持ちにギャップがある場合は有効です。特に男性は、追われるより追う恋愛が好きな人が多いです。
だからこそ、いったん距離を置くことで、相手の「追いかけたい」気持ちを刺激します。
別れたくない一心で、相手にすがるようなことをするのはおすすめしません。距離を置いている間は、以下のことを心がけると良いでしょう。

・LINEの回数を減らす
・自分から連絡しない

相手を不安にさせる、あなたの存在の大切さを分からせる行動が、別れを回避するキーポイントになります。

別れを回避する方法③その場しのぎの言葉やご機嫌どりはNG

別れの前兆となる言葉や行動があるのは、あなたに何かしらの不満があるからです。
ケンカや言い争いになった時に、その場しのぎの言葉や態度で、ないがしろにしていませんか?不誠実な印象を与え、別れの原因となることも少なくないでしょう。
謝るべきところは誠意を込めて謝る。直してほしいところを指摘されたら、素直に受け止めるなど、相手への気づかいを忘れないことが大切なのです。

まとめ

 

別れの前兆は、恋人のなにげない言葉や態度に潜んでいます。
別れのサインを感じたら、早めの対処が大切です。回避する方法をもとに、2人の状況や性格に合わせて行動しましょう。
しかし、はっきり「別れよう」の言葉があるわけではないのに、相手を疑うような言動は慎むべきです。あくまで別れの予感が確実なものに変わったら、回避する方法を実践する必要があります。
別れには前兆となる言葉や行動があります。なかなか別れを言い出せなくても、無意識に言動に表れるのです。別れの前兆となる言葉や行動、別れを回避する方法をお伝えします。