別れさせ工作ご相談内容

 

※個人の特定を防ぐため、内容を一部変更しております。

依頼者A男さんは同じ会社に勤めていた妻と5年前に結婚し、新築の一戸建てを購入するために、現在も共働きで購入資金を貯めているとのことでした。しかし最近になって、妻の行動に不審な点が増えたそうです。

勤務時間外の打ち合わせや電話が増え、スマホを肌身離さず持ち歩くようになってから、A男さんは妻の不倫を疑い始めました。決定的な証拠はなかったものの、いつの間にか妻のスマホにはロックがかかり、残業や打ち合わせで帰りが遅くなることが多くなったことで、妻への疑いが確信に変わりつつありました。

そしてある日、妻から夜の営みを断られたのをきっかけに、A男さんは探偵事務所に妻の不倫調査を依頼したそうです。結果はクロで、同じ会社で働くA男さんの同僚と不倫関係にあることが発覚しました。

この事実を知った時は頭に血が上り、妻とは離婚、同僚には慰謝料を請求して制裁を受けてもらおうと考えており、別れさせ屋のことは眼中になかったそうです。しかし冷静になって考えると、A男さん自身も過去に不倫の経験があり、それを妻に許してもらっていることや、マイホーム購入に向けて2人で頑張ってきたことを思い出し、妻ともう一度やり直したいと考えるようになったそうです。

妻と同僚を別れさせ、前のように幸せな家庭を取り戻したいと思ったA男さんは、初めはご自身で何とか別れさせようと、いろいろな別れさせ方を調べていたそうです。しかし妻と同僚とは同じ会社で働いているため、A男さん自身が2人を別れさせるために行動してしまうと仕事に支障が出てしまうかもしれない、ということで、別れさせ屋を使って別れさせようと決断したということでした。

妻と不倫相手を別れさせるには?

 


 

まずは2人に対して、「不倫は悪いこと」という認識をさせることが大切です。不倫は犯罪ではありませんが、損害賠償請求の対象にはなります。そのため、まずは妻と不倫相手に対して、“訴えられたら損害賠償を支払わなければならない”という認識をさせ、不倫をやめるよう説得と心理誘導を駆使して別れさせます。

また、妻が不倫にのめり込んでしまう理由としては、家庭内での不満やストレスが要因であることが多いため、今回の別れさせ工作でも、A男さんに自宅での妻への接し方を振り返っていただきました。

妻と不倫相手に不倫をやめるよう説得しても、別れさせ工作の成功が見込めないと判断した場合は、不倫相手に対して恋愛工作を行います。不倫相手との関係が構築できたら、不倫相手から妻に別れを切り出すように誘導して、自然な形で別れさせます。

別れさせ工作でやってはいけないこと

 

別れさせ工作は、対象者に気付かれないように、自然な方法で別れさせなければなりません。暴言や暴力で妻を脅して別れさせたり、肉体関係を伴った別れさせ工作は違法となり、刑事罰の対象になります。当社を含めた一般的な別れさせ屋では、法律を遵守した別れさせ工作を行っていますので、ご安心ください。

また、過度な尾行や張り込み、不自然な接触など、対象者に警戒されたり気付かれたりするような行動は絶対にしてはいけません。特に注意しなければならないのが、別れさせ屋との契約書類の保管方法です。契約書から別れさせ屋の存在がバレてしまうと、その時点で別れさせ工作は失敗してしまいます。そのため、別れさせ屋の契約書や、別れさせ工作内容が記された書類などは、自分だけが閲覧できる場所に厳重に保管しておきましょう。

別れさせ屋FINESSE工作内容

 


 

今回は不倫相手である同僚が独身だったため、まずは女性工作員を接触させて不倫をやめるよう説得し、状況を見て恋愛工作に移行する別れさせ方法を採用しました。また、以前のような幸せな家庭を築きたいというA男さんのご要望にお応えできるよう、妻にも女性工作員を接触させ、不倫をやめるよう促すとともに、A男さんに対しての意識改革を図ることにしました。

1.同僚と接触
2.妻と接触・関係構築
3.同僚と関係構築
4.同僚が妻に別れを切り出す
5.妻の方から不倫関係を終わらせる

6.別れさせ工作後のアフターフォロー

それでは段階別に、詳しい内容をご紹介いたします。

※個人の特定を防ぐため、内容を一部変更しております。

1.同僚と接触

まずは同僚が1人で帰宅している途中に、女性工作員が接触を図りました。同僚はほぼ毎日同じコンビニに通っていたため、そのコンビニで何度か挨拶を交わし、徐々に距離を縮めていきます。1ヶ月経つ頃には軽い会話までできるようになり、連絡先を交換することに成功しました。

2.妻と接触・関係構築

同時進行で、妻への接触も図ります。A男さんから妻のお気に入りの喫茶店を教えていただき、その喫茶店で女性工作員が妻に声を掛ける形で接触しました。妻の趣味や好きな芸能人なども聞き出していたため、話を合わせるようにして関係を深めていきます。別れさせ工作だと気付かれないよう、工作員から不倫の話題を出すことはしません。

妻と接触してから2ヶ月が過ぎる頃には、2人でカフェ巡りや趣味のイベントに出掛けるようになりました。その頃になると、妻は自分から不倫をしていることを打ち明けてくれました。妻曰く、同僚から言い寄られ、不倫はダメだと思いつつも断り切れずに関係を続けてしまっている、とのことでした。

3.同僚と関係構築

同僚と連絡先を交換してやり取りを続けていくうちに、2人で飲みに行くまで関係を構築することができました。お酒の席で恋愛トークに誘導して話を聞くと、「同僚(A男さん)の妻と不倫をしている」ことを打ち明けました。同僚は「女性(妻)の方から不倫を持ち掛けられた。ダメだとわかっているが、別れを切り出すと仕事に支障が出そうで関係を続けてしまっている」と話しました。

妻は同僚から不倫関係を持ち掛けてきたと言っていたため、どちらかが嘘をついていることになりますが、この時点では判別ができないため様子を見ることにします。しかし、同僚は「本当は不倫なんてしたくなかった」「相手のためを思って不倫関係を続けている」など被害者意識が高かったため、工作員は同僚が嘘をついている可能性が高いと判断しました。

工作員はこのまま不倫を続けていても状況が悪化するだけだと伝え、不倫はやめて普通の恋愛を楽しんだ方が良いと説得しました。するとその数日後、工作員に「女性(妻)との不倫関係を終わりにしたら付き合ってくれるか」と同僚から連絡がきたため、工作員は「わかりました」と返事をしました。

4.同僚が妻に別れを切り出す

同僚が妻と別れると言ってから1週間も経たないうちに、「彼女(妻)とは別れたから付き合おう」と連絡が来ました。工作員は了承し付き合うことになりましたが、妻と接触していた工作員から「妻と同僚は別れていない」と報告がありました。

同僚は「不倫相手(妻)と別れた」と嘘をつき、不倫関係を継続しながら工作員と二股をしようとしていたのです。

5.妻の方から不倫関係を終わらせる

不倫に対して反省の色や罪悪感がないだけでなく、二股までしようとしているため、同僚から不倫関係を終わらせることは難しいと判断し、再度別れさせ工作の方法を打ち合わせることにしました。その結果、妻に同僚の本性を見せつけて気持ちの整理をしてもらい、妻から別れを切り出してもらう工作に移行することになりました。

A男さんの協力で妻をショッピングに誘ってもらい、同僚と工作員がデートしている場面を目撃してもらうなど、同僚が妻以外の女性と付き合っているということを知ってもらいます。そして妻に接触している工作員からも、不倫はやめた方がいいと念を押しました。

すると1ヶ月も経たないうちに、妻に接触していた工作員から「妻が同僚に別れを切り出した」と報告があり、2人を別れさせることに成功しました。妻は同僚を相当嫌悪しており、不倫をしていたことをとても反省しているようでした。

6.別れさせ工作後のアフターフォロー

妻と同僚が別れたことを確認し、別れさせ工作は終了となりました。その後はアフターフォロー期間として、A男さんに妻への接し方などを1ヶ月程度アドバイスしました。また妻にも「気分転換に夫と旅行に行ってみたら?」などの提案をして、2人の関係を修復できるようサポートしていきました。